トップメッセージ
味わうたび、伝統の旅へ。
「3つの価値観」をぶらさず未来へ挑戦していく
若廣は創業以来、地域の特色ある郷土食や伝統食に寄り添った「スローフード」といわれる分野で〝すし〟に特化した〝食づくり〟に取り組んでまいりました。古来より地域に根付くさまざまな食文化をもっと身近で親しんでいただけるよう、そこに新たな価値を融合させ「新しくも懐かしい味覚」を追求することが私たちの目指すところです。
おかげさまをもちまして、今日までたくさんのご縁に恵まれ、多くの皆さまにご評価をいただきながら、一歩ずつ着実に成長してまいりました。 その過程で、如何にしてより高いレベルで継続的にお客様にご満足頂けるか? という課題についても、皆さまのご意見や幾多の経験を通して謙虚に学んできたつもりです。 今後、ますますニーズが多様化していく中で、一層、若廣の〝食づくり〟が本物かどうか、試される段階に入っていくように感じております。
そこで、あらためて『3つの価値観』をぶらさず変化に対応していくことこそが、私たちの使命であると考えております。
1:既存商品の品質を常に最適化させていく。
「いつもと同じ味」を引き出すには、単に現状を維持するのみに拘泥せず、緩やかな右肩上がりで進化させていかなくてはならないと考えています。
2:「バリューチェーン(価値連鎖)」のさらなる強化。
原料調達から加工および販売にいたるまで、若廣の〝食づくり〟に関わるすべての工程は、1つひとつの商品が、消費者の皆さまの手にわたる瞬間に最高の価値を発揮できるよう、相乗的な繋がりをもつ必要があるというものです。
3:未来への挑戦~新たな『食の味覚』を創造する~。
各々の地域で育んだ歴史と文化に裏付けされた人にやさしい食文化を研鑽し、さらなる『食の味覚』を追求してまいりたいと考えております。
2013年、まだ記憶に新しいところでありますが、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本人の伝統的な食文化が世界からますます注目されるようになってきております。 その「和食」の代名詞ともいえる「すし文化」を日本国内のみならず、もっと海の向こうまで発信するために、そして次世代へ伝えていくために、若廣は挑戦してまいります。
代表取締役社長